【MLB】アストロズ11−3エンゼルス(8月11日・日本時間8月12日/ヒューストン)
かつてのプロスペクトの活躍にアストロズファンも歓喜した。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場したこの試合。エンゼルスは同地区2位のアストロズを相手に大敗を喫したが、この試合で大活躍を見せたシングルトンに大きな注目が集まった。
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2009年のドラフトでフィリーズに8巡目(全体257位)で指名されたシングルトンは12年前の2011年にトレードでアストロズへ移籍。翌年にはアストロズ傘下のAA級で活躍し、チーム期待のプロスペクトとなり、2014年に待望のメジャーデビュー。95試合で13本塁打を放った未来の大砲候補だった。
しかし、翌年以降シングルトンは不振を極め、メジャーでの出場は2015年が最後に。その後はマイナーリーグを渡り歩き、2020年からはメキシカンリーグで2年間プレーするなど、波乱万丈な野球人生を送ってきた。
今季はブリュワーズとマイナー契約を結んでいたが、6月でメジャーの40人枠から外れ自由契約に。その後古巣アストロズが獲得し、この試合に出場するという運びになっていた。
古巣アストロズの選手として実に8年ぶりのプレーとなったため胸にこみあげてくるものがあったのか、この日のシングルトンは大爆発。2回裏に迎えた第1打席ではエンゼルスの先発デトマーズから逆転となる3ラン本塁打を放ち、試合をひっくり返した。
実に8年ぶりとなった一発は打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、飛距離390フィート(約118.9メートル)という完璧な当たり。ミニッツメイド・パークにやってきたファンはかつてのプロスペクトの一発に大いに沸いた。
さらにシングルトンの勢いは止まらず、3回裏の第2打席でもデトマーズが内角に投じたスライダーを完璧に捕らえてライトスタンドに放り込む会心の本塁打。2打席連続の一発は本人も手ごたえがあったのか、フォロースルーの直後、ゆったりと一塁ベースへと向かう確信歩きを見せるほどだった。
2本目の本塁打の打球速度は108.1マイル(約174キロ)、飛距離389フィート(118.6メートル)とこちらも完璧な当たり。飛んだ方向も第1打席とほぼ同じということもあり、まるでリプレイを見ているような一発だった。
大活躍を収めたシングルトンに対しSNSでは「懐かしい名前」「久々に名前聞いた」「かなり感動している」とかつてのプロスペクトを懐かしむ声や活躍に目を細めているようなコメントが目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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