【第105回全国高校野球選手権記念大会】クラーク国際 1-2 花巻東(2回戦・第8日・第3試合・甲子園)
【映像】打者が困惑「衝撃の投球フォーム」
8月12日に放送された「熱闘甲子園」で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の花巻東(岩手)対クラーク国際(北北海道)の一戦を紹介。番組ではたった1人でこの試合を投げ抜き、高校通算140本塁打をマークする大会屈指のスラッガー・佐々木麟太郎選手をも完璧に抑えきった“魔術師”こと、クラーク国際の先発・新岡歩輝選手に注目した。
球を受けるクラーク国際の捕手・麻原草太をして「自由自在に投げる魔術師ですね。」と言わしめる新岡は、ストレート、縦スライダー、横スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップ、シンカー、スプリットという多彩な球種に加え、その状況に合わせて、毎回フォームがバラバラで、ボールの出所さえも自在に操るという、独特の投球術を持ったタイプ。これは麻原によると、「ちょっとでも球の軌道を変えて、ちょっとでも打ちづらくする」という狙いがあるのだという。
そんな“魔術師”は、この試合で花巻東の主砲・佐々木との対戦となったが、新岡はプレートを踏む位置を絶妙に変えながら、1打席目から内外高低に上手くボールを散らす形で佐々木を空振り三振に打ち取ると、この日の4打席、いずれも佐々木を完璧な内容で抑え込んだ。
試合前のインタビューで、「キャプテンとしても、やっぱ自分がチームを勝たせるっていう、そういう強い気持ちを持ってるんで、やっぱ最後まで(マウンドに)立ち続けたいなと思います。」と語っていた新岡は、終盤で降雨による1時間34分の中断を挟みながらも、花巻東打線を翻弄。敗れはしたものの、その変幻自在の投球で、多くの観衆を魅了することとなった。
写真提供:朝日新聞社
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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『熱闘甲子園』動画一覧
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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