大谷翔平、9試合ぶり41号特大弾は決勝弾！今季17個目の盗塁で“打って走って”躍動でチームの3連敗阻止に貢献王者・アストロズに一矢

【MLB】アストロズ1−2エンゼルス（8月13日・日本時間8月14日／ヒューストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第3打席に9試合ぶりの41号、137メートル決勝の特大弾を放つなど、3打数1安打1打点1得点1盗塁1四球の活躍でチームの勝利に貢献。さらに四球で出塁した9回には今季17個目の盗塁も決めるなど“打って走っ”て躍動。王者・アストロズに一矢報いて3連敗を阻止。借金を一つ減らして「1」とした。

【映像】大谷翔平、41号は137メートルの決勝特大弾！

　今季ワーストの7連敗を喫するも、2連勝で勝率を5割に戻し、9年ぶりPO進出に向けて負けられないアストロズとの3連戦に臨んだエンゼルス。しかし初戦、2戦目ともに投手陣が踏ん張れずに大量11失点、計22失点を喫して連敗。再び借金生活に逆戻りしてしまった。

　迎えたアストロズとの3戦目、先発右腕・シルセスが好投を披露すると、3回に1番・モニアックが2死二塁からタイムリーツーベースで先制に成功。4回裏に2死一、二塁のピンチを招いたシルセスだが、7番・デュボンをショートゴロに打ち取ってピンチを切り抜けると、5回のマウンドも2死一、二塁のピンチをしのいで今季4勝目の権利を得た。

　すると6回、ついにこの男のバットが火を噴いた。今季ワーストの8試合連続ノーアーチだった大谷が、じつに9試合ぶりとなるファン待望の137メートル特大弾で貴重な追加点をもたらした。しかしその裏、アストロズがすかさず1点を返すシーソーゲーム。

　9回に第4打席を迎えた大谷は四球を選んで出塁すると、すかさず今季17個目の盗塁を成功させた。最後は守護神・エステベスが試合を締めてエンゼルスは3連敗を免れた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）