【MLB】ブルージェイズ11－3カブス（8月13日・日本時間14日／トロント）
カブスの鈴木誠也外野手が「6番・ライト」でブルージェイズ戦に先発出場した。7回の第3打席では元チームメイトの鋭すぎるスライダーに三振を喫し、悔しそうな表情を見せている。
【映像】鈴木誠也、ジャクソンとの元カープ対決に“えっぐい”スライダーで完敗
1、2打席はともにライトフライで打ち取られた鈴木。7回表、一死一塁の場面で回ってきた第3打席は、広島東洋カープ時代にプレーしたジャクソンとの対戦となった。
広島に2016年から3年間在籍してチームのリーグ優勝連覇に貢献したジャクソン。縦に鋭く落ちる高速スライダーのキレは衰えておらず、今季はブルージェイズのセットアッパーとして防御率0.46と活躍中。この対戦で鈴木は初球のチェンジアップを見送り、2球目をファールとすると、3球目のスライダーにつられてバットを出して空振り三振となった。
わずか3球で完璧に抑えられてしまった鈴木は、天を仰ぎながらベンチに下がった。元同僚対決にジャクソンは気合が入ったようで、決め球の球速は84.8マイル（136キロ）で縦に34インチ（86センチ）も落ちるえぐいスライダー。キレキレの投球に軍配はジャクソンに上がり、鈴木にとっては元チームメイトの手荒い洗礼を受けてしまった。
なお、ジャクソンはこれまでにパドレス、ジャイアンツ、ブレーブスなどメジャー・マイナー球団を渡り歩いた苦労人。昨季からブルージェイズと契約し、今シーズンは5月からアクティブ・ロースター入りしてチームに欠かせない火消し役として存在感を見せている。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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