なにやってんだよ！大谷翔平の同僚が犯した“凡ミス”にネビン監督が激怒視線が鋭すぎて怖い瞬間

【MLB】レンジャーズ12－0エンゼルス（8月14日・日本時間15日／テキサス）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。初回にドルーリーがピッチクロック違反により三振となる凡ミスを犯すと、まさかの出来事にベンチ内のネビン監督は激しい怒りの表情を浮かべた。今季4度の退場を宣告されている指揮官の視線は非常に鋭く、こみ上げる怒りを必死にこらえているように見えた。

【映像】まさかの“凡ミス”にネビン監督が激おこ

　大谷が憧れを口にしていたMLBのレジェンド・シャーザーとの公式戦初対決となったこの試合。注目のマッチアップは早速1回表に実現し、大谷はシャーザーの力強い投球にファールで粘るも、最後は内角へのカットボールにバットが空を切って三振を喫した。

　テンポの良さが持ち味でもあるシャーザーは、後続のドルーリーを3球で追い込むと、ここで事件が。シャーザーのテンポを狂わせようとしたのか、はたまた自身が集中するために少し間を取ったのか、ドルーリーはなかなかバッターボックスに入らない。すると球審はドルーリーのピッチクロック違反を取り、ストライク判定で三振となった。

　ピッチクロックは投手に対してフォーカスされがちだが、打者にも適用され8秒以内に構えを見せないとストライク判定となってしまう。この判定に納得のいかないドルーリーは球審に詰め寄ったが、判定は覆らずチェンジとなった。

　ドルーリー以上に怒りの表情を見せたのが、ベンチのネビン監督。それは判定に対してなのか、それともシーズン終盤にきて、いまだに新ルールに対応できていなかったドルーリーに向けられているのか。その視線はかなり鋭く、怖さすら感じられれた。

　今季すでに4度の退場処分を受けるなど、瞬間的に怒りを爆発させてしまう激情型の指揮官。9年ぶりPOへの出場期待率1.7%と厳しい状況が続くチームで、2点を失って迎えた3回の攻撃前にはベンチ内で選手に向かって何度も叱咤激励をしている様子も見られた。熱い気持ちでチームを鼓舞するネビン監督だったが、チームは笛吹けど踊らず。同地区首位のレンジャーズに13安打、12失点を許し、一方の打線は1安打完封負けで借金2となった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）