【第105回全国高校野球選手権記念大会】専大松戸6-10土浦日大(3回戦・第10日・第4試合・甲子園)
【映像】女子チアリーディング部の涙
8月16日に放送された『熱闘甲子園』で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の土浦日大(茨城)対専大松戸(千葉)の一戦を紹介。番組では、台風の影響により甲子園への到着が遅れ、試合で応援することが叶わなかった専大松戸のチアリーディング部に焦点を当てた。
実はこの試合、敗れた専大松戸のアルプススタンドスタンドに目をやると、そこには空席が目立った。台風による影響で新幹線が遅延したために、チアリーディング部をはじめとする専大松戸の応援メンバーが到着できず、ナインは応援メンバーからの声援を欠いた状態での戦いとなっていたのだ。そのため、専大松戸の主将をつとめる大森准弥選手(3年)は、試合後、「(応援団に)もう1回、試合を見せたいなという想いで、最初から入ったんですけど、今日はそれができなくて本当に悔しいです。」と、涙ながらにその無念の想いを語っていた。
ちょうどその頃、まだ甲子園への移動中であった応援メンバー。専大松戸の敗退が決まった瞬間、移動中の車内ではすすり泣く声も聞こえたという。応援メンバーが新大阪へ到着したのは午後8時半頃。彼らは涙と想いを抑えきれずにお互いを支えあい、抱擁しあった。
到着後、専大松戸のチアリーディング部は、長旅の疲れを一切出さずに、「今までたくさんのかっこいい姿や素晴らしい試合を見ることができ、とても嬉しく思います。感動をありがとうございました!!」と、込み上げる想いと涙を堪えながら、精一杯の爽やかな笑顔で、感謝の言葉を伝えた。無論、悔いがないと言ったら嘘になるだろう。しかし、少なくとも最後に彼女たちが見せた笑顔と想いは、健闘したナインにしっかりと届き、その心に深く刻み込まれたことだろう。
写真提供:朝日新聞社
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
8/12 第7日 | 8/13 第8日 | 8/14 第9日 |
8/16 第10日 | 8/17 第11日 | |
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『熱闘甲子園』動画一覧
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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