【第105回全国高校野球選手権記念大会】沖縄尚学 - 慶応(準々決勝・第12日・第1試合・甲子園)
超高校級のパワー、主砲の特大弾に夏の甲子園のレジェンドも驚愕だ。第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の第12日目が19日、阪神甲子園球場で行われた。第1試合では沖縄尚学の4番、仲田侑仁選手(3年)が先制の2ランを放ち、スタジアムの空気を一変させた。
【映像】夏の甲子園のレジェンドに「鳥肌」を立たせた仲田侑仁選手の特大2ラン
わずか30分程度で4回裏1死まで進んだこの試合、両チームの先発の好投が目立つなかでゲームが動いたのが沖縄尚学、4番仲田の打席。走者を二塁に置き先制のチャンス。ここで仲田は慶応の2年生ピッチャー・鈴木佳門選手が投じた初球、107キロのスローカーブを強振すると、打球は高々と舞い上がり、打った瞬間それとわかる先制の2ランとなった。
打球が上がるやいなや、実況の高野純一氏は「レフトへ!!」と絶叫。甲子園球場を埋め尽くす観客からは「おおおお!」とどよめきが。スタンドへ着弾すると大きな拍手が送られ、高野氏も「仲田、先制2ラン!沖縄尚学にはこの仲田のパワーがあります」。配信で声援を送るファンからは「ナイス!」「いった!!」「打ちそうな顔してた」「きたぁ!」などコメントが殺到した。
解説の高嶋仁氏は「真ん中よりちょっと内側、思いっきり引っ張りましたよね。あれでいいと思います。力のある子はインコースを思いっきり引っ張る」とそのパワーと技術を絶賛。2006年の夏の甲子園で優勝した高校野球のレジェンド・斎藤佑樹氏は「構えている時点から雰囲気が出てたので、打った瞬間僕、鳥肌立ちましたね!」と驚愕の様子だった。
アマチュア野球ではあまり見られない“打った瞬間”の特大弾。4番の貫禄あるフォームから飛び出たそれはスタジアムのファンを釘付けにした。
(画像提供:バーチャル高校野球)
8月23日 決勝のハイライト動画
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