【第105回全国高校野球選手権記念大会】沖縄尚学 2―7 慶応（準々決勝・第12日・第1試合・甲子園）
【映像】相手が一番嫌がる“驚異の爆速走塁”
8月19日に放送された「熱闘甲子園」で、第105回全国高校野球選手権記念大会（主催：朝日新聞社、日本高等学校野球連盟）の沖縄尚学（沖縄）対慶応（神奈川）の一戦を紹介。番組では、“慶応のプリンス”の異名をとる“強打の慶応”の1番打者・丸田湊斗選手に注目した。
この試合、今大会で好投を続ける“ミスター・ゼロ”こと沖縄尚学の先発・東恩納蒼選手と、圧倒的な得点力で神奈川県大会を勝ち進み、甲子園でも好打を連発し続けている“強打の慶応”との対決に注目が集まることとなったが、6回に入るまで東恩納が慶応打線に2塁を踏ませない好投を見せ、沖縄尚学が2-0とリード。そうした中で迎えた6回表、慶応は1死から丸田に打順が回る形に。
試合前のインタビューで、丸田自身が「どんな形であれ、（1試合）2出塁するというのは掲げていて、自分が出たら返してくれると思っているので…」と語っていたことからもわかるように、丸田は慶応打線の肝となる存在。まず丸田が塁に出て、後ろに託すという形が慶応打線の攻撃パターンといえるが、まさにその形が発揮されたのが、この6回の攻撃であった。
この打席、丸田は東恩納に追い込まれる前にと、初球を見逃さずに振りぬくと、打球は1塁線を破る痛烈な一打に。丸田は50メートル5.9秒の俊足で2塁を陥れ、この試合、慶応にとっては初となる得点圏の走者に。するとその際に丸田は、気迫を感じさせる力強い眼差しで、ナインに向けて両手を振り上げる“大谷ポーズ”を披露。それが慶応打線に火をつけることとなったのか、その後、一気に攻め立て東恩納から一挙6点を奪取。“慶応野球”の持つ破壊力を見せつけ、勝利を呼び込んだのだった。
これでチームはベスト4へ進出。一陣の風のごとくグラウンドを駆け抜ける丸田が率いる慶応ナインの夏はまだまだ終わらない。
写真提供：朝日新聞社
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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| 8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
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『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信！ キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
| 日 | 見どころ（タップで動画へ） |
|---|---|
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