8月15日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、育成出身の西武・豆田泰志が登板。うれしいプロ初ホールドをマークし、注目を集めている。
【映像】完コピ!山本由伸すぎる投球フォーム
1-1で迎えたこの試合の7回表から登板した豆田は、この回先頭の9番・炭谷銀仁朗を1球でレフトフライに打ち取ると、続く1番・村林一輝に対しては、粘られながらも勢いのあるストレートでショートゴロに。そしてこの日2安打の2番・小深田大翔へは、ストレートを中心に押し切り、ライフフライに。1イニングをピシャリと抑え、豆田は嬉しい初ホールドをマークした。
8月18日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、豆田の初ホールドについて紹介するとともに、改めてその投球について振り返ることとなったが、その際に番組司会の辻歩アナウンサーから、豆田が、オリックス・バファローズのエース・山本由伸のフォームに似ているということが野球ファンの間で話題となっていることを聞かされた野球解説者の里崎智也氏は、豆田と同様に、“山本似のフォーム”であると開幕当初に話題となった楽天・内星龍の名前を挙げつつ、「まあ、形なんてなんでもいいですから。大げさに言うと。結果が出る形が一番良い形なんで。これでなきゃいけないというのはないんですよ。すべてのピッチャー、すべてのバッター見ても、まったく同じフォームで打ってる選手ってそんなにいないじゃないですか。」と、どんなフォームであったとしても、“結果が出るのが一番良いフォーム”であるとした上で、「だからいろんなことを研究しながら、真似しながら、自分に一番合うものを探していってもらいたいですね。」と、豆田の今後に期待する形でコメントした。
なお、豆田はこの試合までの5試合で、打者16人と対戦し、被安打0の0失点。早くもリリーフとして安定感と将来性を垣間見せているが、そんな豆田に、ネット上の野球ファンからは「球場で見ててもストレートが凄いのがわかる稀有な投手」「近い内間違いなくライオンズ抑えの守護神になる投手。」「豆田投手支配下になったんだね!知らなかった!!浦和実業時代に見たあの投げっぷりの良さは変わってないね!今後の活躍期待してます!!」「将来を明るく照らす豆直球」「体格もマウンド度胸も平良に近いものを感じる」「他球団ファンですが豆田投手はマジでこれからが楽しみな存在ですよね。」といった様々な声が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)