【MLB】ヤンキース5-6レッドソックス(8月19日・日本時間20日/ニューヨーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・DH」で出場したヤンキースとの伝統の一戦。初回に回ってきた第1打席では、バックドアのナックルカーブに手が出ず。見送り三振を喫した直後、バッターボックス内で約3秒間“固まる”珍しい場面が見られた。
ここまで3試合連続安打中の吉田は、1点リードで迎えた初回に第1打席が回ってきた。ヤンキース先発・シュミットが投じた外角低めのシンカーを見送り。続く2球目はインコースに食い込むスイーパーにスイングを入れるも空振りとなった。吉田は、ここでタイムをとって一度リセットする。しかし狙いではなかったのか、3球目、バックドアのナックルカーブに手も足も出ず見送り三振に倒れた。
まさかの3球三振に倒れ、吉田はバッターボックスで固まってしまう。頭の中をリセットするかのように、しばらくボールの着弾点を見つめ、約3秒後にようやく打席を離れた。
メジャー挑戦1年目ながら、この試合前までは108試合で419打数、126安打、打率.301を記録する吉田。NPB時代と同様にコンタクト率が高くMLBにアジャストしているが、この日対戦したシュミットとは相性が悪いのか、4回の第2打席も空振り三振、6回の無死一、二塁のチャンスではセカンドゴロに倒れるなど3タコ。相手投手が代わった7回の第4打席は空振り三振、9回の第5打席はサードゴロに打ち取られるなど、この日は5打数ノーヒットに終わった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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