8月16日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクの一戦で、ソフトバンクの4番・近藤健介が放った打球が、ドームの天井を直撃し、挟まったままとなってしまった珍しいひとコマが、野球ファンの間で話題となっている。
【映像】恐怖!打球がドームの天井から落ちてこない
2-0、ソフトバンク2点のリードで迎えたこの試合の9回表・ソフトバンクの攻撃、2死走者なしの場面で、近藤はオリックス4番手・宇田川優希がカウント2-2から投じた5球目、内角やや低めのストレートを振りぬくと、打球はほぼ真上に打ちあがり、ドームの天井付近へ。そのため、オリックスの捕手・若月健矢が、すぐさまマスクを外して打球を追いかけるも、ボールはそのまま天井に引っかかり、落ちてこないという事態に。すると、この状況を確認した主審は、この打球を「ファウル」としてコール。プレーが続行されることとなった。
8月19日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの“珍しいファウル”について紹介することとなったが、実際に自身も捕手としてこうした打球を追っていた経験のある野球解説者の里崎智也氏は、「基本的に僕は、捕れるやつは捕るっていう。(天井に)当たって落ちてきたら。フェアグラウンドでも、ファウルグラウンドでも。捕れるものは当たったら捕る。」と、インプレーの可能性を考えて守備をしていたという自身の経験を踏まえる形でコメント。また、ネット上の野球ファンからは「え?なにこれ?www」「ファーwww」「ここの天井引っかかるって意外とレアじゃね?」「まさかの天井ファウル」「いくらなんでも飛ばしすぎやろ」「変態ファウル弾」「近藤も変態弾の系譜や」「バックホームでランナー刺したり ドーム天井にボール入れたり 柳田みたいな事する近藤」「つかこれ、後から落ちてきたらどうなるんだろね」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)