将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、21)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が8月22日、徳島県徳島市の「渭水苑」で第5局の対局を行っている。シリーズは藤井王位の3勝1敗で推移しており、防衛4連覇にあと1勝と迫っている。勝負所の第5局の戦型は「横歩取り」となった。
前局、佐賀県嬉野市で行われた第4局は佐々木七段が得意の相掛かりで快勝。挑戦者が待望のシリーズ初白星を飾った。本局は藤井王位の先手番で角換わりや相掛かり戦が予想されていたものの、後手の佐々木七段が横歩取りを志向。藤井王位は青野流で対抗し、じっくりした戦いが繰り広げられている。
ABEMAの中継に出演した梶浦宏孝七段(28)は、佐々木七段の選んだ作戦に対し「第1局でも採用されていましたが、やや意表」とコメントしたものの、この勝負所で投入したとあり佐々木七段がどのような構想を描いているか大注目が集まっている。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・佐々木大地七段 松花堂弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位 5時間49分(消費2時間11分)
佐々木大地七段 7時間2分(消費58分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)