【MLB】アストロズ-レッドソックス(8月23日・日本時間24日/ヒューストン)
強打で知られるベテランが守備でも魅せた。アストロズのベテラン、アブレイユ内野手が見せたまさかのファインプレーに対し、地元ミニッツメイド・パークのファンは大いに沸いた。
ワールドシリーズ連覇を目指すアストロズが昨オフに目玉選手として獲得したアブレイユは、ホワイトソックス時代の2020年にアメリカン・リーグのMVPに輝いたのをはじめ、2度の打点王を獲得したメジャーきってのクラッチヒッター。しかし、昨季はわずか15本塁打と長打力に陰りが見え始めていた。アストロズへ移籍した今季は復活を期したシーズンとなったが、ここまで打率は.234、10本塁打。さらに腰椎の炎症で8月半ばに故障者リスト入り。この試合が8月10日(日本時間11日)以来の出場となった。
「6番・ファースト」で復帰戦を迎えたアブレイユは3回裏の第2打席でタイムリーツーベースヒットを放ち、往年のクラッチヒッティングを見せ、ファンを大いに沸かせたが、ハイライトは意外にもファーストの守備にあった。
ビッグプレーが飛び出したのは6回表のレッドソックスの攻撃。2死走者なしで打席にデバースを迎えた場面でのことだった。前のイニングから登板しているアストロズのマルティネス投手はデバースに対して初球にストレートを投じたが、これをデバースが見逃さずに叩いた。
打球は一、二塁間を抜けるかと思われたが、これをファーストのアブレイユが飛び込んでキャッチ。その際にお尻を付けてゴロンと転がるようになったものの、一塁ベースへと駆け込んでいるマルティネス目がけてそのまま送球してアウトに。見事にファーストゴロとして処理して、この回のレッドソックスの攻撃を終わらせた。
今季で36歳、体重106キロと巨漢のアブレイユがゴロンと寝ころびながらも捕球し、そしてすかさず送球するという俊敏な動きに対し、地元アストロズファンは熱狂。さらに視聴者からも「凄いわ」「ごろごろ」「すげ~アブレイユナイスプレー!」「よく止めたな」と称賛が止まなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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