【MLB】メッツ3-5エンゼルス(8月26日・日本時間27日/ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、二塁打と三塁打を1本ずつ放ち3打数2安打1安打2四球と活躍、今季37度目のマルチ安打を記録した。右肘靭帯を損傷し、今季は投手としての登板がなくなったが、打者としては全く不安なし。あと少しでホームランという特大ファウルもあり、打っては靭帯損傷後では初のマルチ安打に2盗塁もマーク。敵地ニューヨークのファンを大いに沸かせる主役の活躍を見せた。なお試合は序盤のリードを守ったエンゼルスが逃げ切り勝ちで連勝を飾った。
投げられなくても打って、走る。1本の刀がなくなっても、もう1本の刀で全力プレーする大谷が輝いた。1回の第1打席、打球速度が約176キロにもなる当たりでセンターオーバーの二塁打を放つと、2回の第2打席はライト線に弾き返し、俊足を活かして三塁打に。長打2本でマルチ安打を記録した。4回の第3打席は警戒され四球で歩いたが、一塁ベースでじっとしている大谷ではない。すかさず二盗を成功させると、さらに三盗まで成功。今季18、19個目の盗塁を続けて決めると、その後に本塁に生還して今季100得点目もマークした。
ファンも大谷の活躍を敵味方関係なく期待している。9回、2死二塁のチャンスで第5打席が回ってきたが、ここで前日の試合に続き、2試合連続で9回に申告敬遠。この采配には、エンゼルスファンのみならずメッツファンからも「なぜだ!」とばかりに大ブーイングが起きていた。
敵地ニューヨークながら打席に向かう選手紹介が響いただけで大歓声を受けるスター大谷。今季はもうマウンドに上がる姿は見られないが、それでも打者として走者としてグラウンドに立ち、打ち、走る姿だけでも、超一流選手であることに変わりはない。今季も残り32試合。自身初の本塁打王タイトル、さらには今後の成績次第では打撃三冠まで期待ができる中、まだまだ大谷は打ちまくる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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