デジタル機器の小型化・高性能化が急速に進む昨今では、“ひと昔前のもの”でさえも、もはや“大昔のもの”に感じられることもしばしば。今回ご紹介する動画(@inadariann)は、そんな変化を感じさせられる内容だ。
一見、かなり昔に撮影された映像を“発掘”してデジタル化したかのようなこの動画、しかしその内容を観察してみると、実はつい最近になって撮影されたもの。「ぽすくま」のキャラクターが描かれた郵便局のEV配達車が走っていたりと、なにやら気になる点が…カメラマンのイナダ ユウキさんが投稿したというこの映像は、実は15年ほど前のコンパクトデジタルカメラで撮影された“最近の映像”。つまり、平成のカメラで、令和の景色を撮ったもの。撮影に使用したのは2007年に発売された古いデジタルカメラで、平成の雰囲気を際立たせるため、手ブレやカメラの振りを雑にしたほか、映像のつなぎ方も工夫しているのだとか。
この独特な平成レトロ感が話題となり動画の再生回数は既に200万回を突破。なお、実際に動画を観たネット上の人々からは「おお!これなんかすごい!2023年撮影なんですか?平成っぽい笑」「本当だ。すごい。昔のやつ探してみようかな。」「エモいですね!!」「そりゃそうだよなと頭では理解してても、何だか不思議な感じですね。解像度もさることながら、音質も良い味出してます」「「本当にあった呪いのビデオ」感が好きです」「にしてもコンデジって言い方が懐かしい。」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)