8月19日、福岡ソフトバンクホークス対埼玉西武ライオンズ(福岡PayPayドーム)の一戦の試合前に行われた球団イベントにかつての守護神デニス・サファテ氏が登場。ファンを喜ばせることとなった。
【映像】誰か分からないレベルに別人のサファテ
球団創設85周年と、ドーム開業30周年を記念して行われたイベント『ダブルアニバーサリーデー』となったこの日、ゲストとして3年ぶりに来日したサファテ氏は、2020年3月14日に行われた広島カープとのオープン戦以来、実に1253日ぶりとなる福岡PayPayドームのマウンドへ。現役時代にバッテリーを組んだ鶴岡慎也氏が構えるミットに2球を投じ、1球目は思わぬ暴投となったものの、2球目には現役時代を彷彿とさせる剛速球を投げ込み、スタンドのファンを大いに沸かせることとなった。
サファテ氏といえば、2011年の広島でのプレーを皮切りに、埼玉西武ライオンズ、ソフトバンクとNPB3球団を渡り歩き、2021年に現役を引退。ソフトバンク時代の2017年に記録したNPB歴代最高となる54セーブを含む通算234セーブを記録。8月25日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、オリックスのベテラン・平野佳寿が235セーブを記録するまでは歴代5位となっていた。
8月25日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの日の模様をVTRで紹介。ワイルドな髭をたくわえてマウンドに登るサファテ氏の姿などが紹介されることとなったが、こうしたレジェンド守護神の雄姿に、ネット上の野球ファンからは「まだまだやれる!」「なんか涙出てきたわ…」「今こそサファテ神の力が必要」「サンタクロースみたいヒゲ面からの爽やかスマイル」「実働8年で234セーブとか超人以外の何物でもない」「まさにレジェンドという言葉そのものやな」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)