【MLB】フィリーズ8-10エンゼルス(8月30日・日本時間31日/フィラデルフィア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、右肘の靭帯損傷により投手としてのプレーは今季なくなったが、打者に専念してからはつらつとしたプレーが続いている。この日の第3打席では強烈な打球をライト前に運び、今季95打点目を稼ぎ出したが、直後には珍しい走塁死。それでも必死にジャンプしてタッチを避けようする姿にファンから「楽しそう」「かわいいジャンプ」といった声が寄せられた。
大谷は前日までに打率.307、44本塁打、92打点をマーク。ア・リーグでは本塁打王がもう確定かと言われるほどの独走状態で、打点もトップまで僅差。打率はやや差があるものの、残り試合で大爆発すれば逆転可能な範囲で、シーズン終盤まで投打二刀流で活躍しつつ、打撃三冠を取ろうかというとてつもない成績を残している。
この試合では第1打席で空振り三振、第2打席は相手の好守にも阻まれファーストゴロの併殺打に倒れていたが、第3打席は2死一、二塁からライト前へのタイムリーヒット。二塁走者のベラスケスが俊足を飛ばして生還し、大谷は打点王に一歩近づく93打点目を稼いでいた。
すると続く4番ドルーリーにもセンターへのタイムリーヒットが生まれたが、ここで一塁走者だった大谷は果敢に三塁へ。相手のセンター・ロハスは、バックホームが無理と判断すると、すかさず三塁へと送球を切り替えた。この好判断に、大谷の積極的な走塁が結果的には裏目に出る形となり、三塁ベース手前でタッチアウトとなった。
それでも常に1つ先の塁を狙おうとする大谷の走塁に対しては、好意的な反応が多く、また相手野手からのタッチをぎりぎりまでかわそうとジャンプした“ぴょん谷”については「あらら」「珍しいw」という笑いも起きていた。
ベース上でもベースコーチや相手選手と談笑し、笑顔を見せることも多くなった大谷。投打二刀流ができなくなった無念さはあるものの、打者として全力プレーしてにこやかな様子に、ファンも一安心といったところだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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