【MLB】アスレチックス－エンゼルス（9月1日・日本時間2日／オークランド）
「8試合ぶりホームラン！」ファンがみなそう願った打球は惜しくもファールに。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したこの試合、第3打席で放った一撃は、あわや本塁打かというポール際への大飛球だった。
ア・リーグ西地区4位のエンゼルス、最下位のアスレチックスの一戦、オークランド・コロシアムには大谷のプレーをひと目見ようとファンが集まり、バックネット裏をはじめ選手たちに近い席はほぼ埋まっているという異常事態に。敵地ながら大谷人気を図らずとも知る一戦となった。
そんな試合で大谷は第1打席でファーストゴロ、第2打席はサードゴロと2打席連続で凡退。エンゼルスも4回に一挙5点を奪われる一方的な展開となったためか、ファンの注目はもはや大谷の打席のみになってしまった。
迎えた6回表のエンゼルスの攻撃。この回の先頭打者として打席に入った大谷はアスレチックス先発のシアーズが投じた内角へのストレートをはじき返した。
「カキーン」とキレイな音を奏でた打球はライト方向へと伸びていき、実況も「初球打ちー！」と絶叫するほど痛快だった。8試合ぶりの一発が飛び出したかと多くのファンが「キャーーー！」と歓声を挙げながらその打球の行方を追ったが……残念ながら、打球はファールスタンドへ。その瞬間、会場には落胆のため息が漏れ聞こえた。
ファールですら観客を沸かせる大谷の打球に対してファンも「ああ惜しい」「いい当たり」「上がったね！」と残念がる声とともに、大谷のさすがの一撃に感嘆するコメントもあふれた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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