【MLB】エンゼルス3-6オリオールズ(9月4日・日本時間5日/アナハイム)
皮肉にもチーム節目の本塁打がエンゼルスの勝負弱さを表す形になった。大谷翔平投手が試合前の打撃練習で負傷し欠場となったエンゼルスは、8回裏にドルーリーが第20号ソロ本塁打を放った。終盤に追い上げる一撃は、今季チーム通算200本目の本塁打に。だが、「ソロ」であることが、エンゼルスの現在地を象徴するようでもあった……。
エンゼルスは、2回裏のモニアックのタイムリーで先制したものの、すぐに3点を奪われ逆転を許すと、7回表にはヘンダーソンに3ラン本塁打を献上するなど終始劣勢だった。ただし、8回裏に放ったドルーリーの一打は非常に価値あるものだった。
ドルーリーのこの本塁打でエンゼルスは今季、チーム通算200本塁打を達成。ア・リーグトップとなる大谷の44本塁打を筆頭に2桁本塁打を記録した打者が9人いるというほどスラッガーが揃っているが……解説のAKI猪瀬氏が指摘したのはその中身だった。
エンゼルスの200本のうち、ソロは「121本」。ちなみに大谷も44本のうち、半数以上の「24本」がソロである。ランナーがいない状況での本塁打が6割を超えることに、AKI猪瀬氏も「せっかく打ってもこれではなかなか勝利に結びつかない」と指摘。一方、対戦相手のオリオールズはチーム本塁打数158本中、ソロは87本とエンゼルスとの違いを強調。図らずして、ドルーリーの本塁打がエンゼルスの勝負弱さを浮き彫りにする結果となってしまった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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