8月24日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対オリックス・バファローズの一戦で、無四球完封勝利という圧巻の投球を披露したオリックス・宮城大弥について、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
この試合の初回、西武の1番・蛭間拓哉をいきなり空振り三振に切ってとると、2番・源田壮亮にセンター前に運ばれたものの、続く3番・マキノンに対してはストライク先行で手早く追い込み、空振り三振に。4番・中村剛也もチェンジアップで空振り三振と、いきなり3三振を奪う投球で上々すぎる立ち上がりを見せると、その後も要所要所で三振を奪うピッチングで、9回を投げて12奪三振。被安打4、無四球での完封勝利を飾り、改めてその“西武キラー”ぶりを発揮することとなった。
9月1日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこうした宮城のピッチングについてVTRを交えつつ確認することとなったが、その際に、番組司会の辻歩アナウンサーが、「宮城投手のピッチング見てて、バッターが打ちづらそうにしてるなって思うんですよね。そのあたりって、どういったところにストロングポイント持ってやってるんですかね。」と水を向けると、里崎氏は「どの球種も投げてくるから、絞りづらいんじゃないですかね。」と、多彩な球種を持っているがゆえに、狙い球を絞り難いという特徴があるとコメントした。
また、こうした宮城の好投に、ネット上の野球ファンからは「19歳から3年間先発ローテ守って成績も安定してるから本当に凄い逸材だな」「怪我せずローテーションをしっかり守りこれだけチームに貢献する宮城は同世代では間違いなくNo.1の投手だと思う」「22歳とは思えないほどの安定感があるし 3完投というスタミナもあるのが凄い。緩急を使いながら抑える投球が本当に好き。」「宮城君は落ち着いてるし、絶対生意気な態度とらない。凄く強い男だよ。お疲れ様だよ。応援してます。」「怪我知らずでイニング食いまくっててしかも防御率もいい神」「ロッテファンだけど宮城マジで先発として魅力ありすぎて羨ましい」「日本のエース山本由伸がいて、それを完封数で上回る宮城(3完封) 奪三振率で上回る舜平大(9.70) 勝率で上回る福也(.750) なんだこの球団。」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)