「ただの守護神やないか」藤浪晋太郎、オール100マイル超え→スプリット連投で連続三振「宝石のようなFUJI」「さすが俺たちのFuji」ファン絶賛

【MLB】エンゼルス4－5オリオールズ（9月5日・日本時間6日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が今季初の2試合連続欠場となった試合は、延長戦の末オリオールズが勝利した。1点リードの延長10回に登板したオリオールズの藤浪晋太郎投手が見事なピッチングで今季2セーブ目。その圧巻の投球内容に、ファンから「１００点満点」「ただの守護神やないか」と絶賛の声が殺到している。

【映像】スプリットで三振を奪い勝利のハイタッチを交わす藤浪晋太郎

　試合はエンゼルスが0-2で迎えた7回に同点に追いつき、8回に勝ち越したものの、9回にオリオールズがエンゼルスのクローザー、エステベスを攻め逆転。するとその裏エンゼルスも1点をあげて再び同点とするなど終盤に目まぐるしく動くと延長戦に突入した。無死二塁から始まるタイブレーク制の10回、オリオールズがウエストバーグの内野ゴロの間に1点を勝ち越す。そしてその裏のマウンドに上がったのが藤浪晋太郎だった。

　藤浪は先頭打者をセンターフライに打ち取ったものの、タッチアップでランナーが進み1死三塁とピンチを迎える。しかし、ここからが圧巻だった。前の打席ヒットを打っているキャベージに対し、オールストレート、しかもすべて100マイル（約161キロ）以上という投球で空振り三振。続くシャヌエルに対しては、ストレートでファールを打たせると、2球目にスプリットを決め2ストライク。3球目にも落差78センチのフォークを投じ、2者連続空振り三振。外野フライや内野ゴロでも同点という場面で連続三振という完璧な答えを出し、8月13日（日本時間14日）のマリナーズ戦以来となる今季2セーブ目を挙げた。

　オリオールズは8投手をつぎ込む継投の試合となったが、登板が期待された藤浪はリードした延長タイブレークでの登場という最もしびれる場面での出番となった。ここを完璧な投球で見事締めてみせた藤浪に対し、ファンから「藤浪やべえええ」「１００点満点」「藤浪投手素晴らしい」と称賛の声が上がったほか、「ただの守護神やないか」といった最大級の賛辞も。勝利の瞬間笑顔を見せると、「おめでとう」「フジ楽しそう」のコメントも見られた。すっかり首位チームに欠かせない投手となった藤浪に、「宝石のようなFUJI」「さすが俺たちのFuji」といった活躍を喜ぶ声がやまない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）