【MLB】エンゼルス3-10オリオールズ(9月6日・日本時間7日/アナハイム)
右脇腹の張りでエンゼルスの大谷翔平投手が3試合連続で欠場となった試合で、前日に続いて登板したオリオールズの藤浪晋太郎投手がまたも圧巻の投球を見せた。
タイブレーク制の延長10回に登板し、わずか9球で2三振含む完全救援をして2セーブ目をあげた前日と違い、この日は10-3と大きくリードした展開で8回に登場した藤浪。リラックスしたようにも見えるマウンドは、この回先頭の9番フィリップスに付け入る隙を与えず空振り三振に切って取ると、1番シャヌエルも問題なくレフトフライに打ち取る。続くドルーリーにはライトが突っ込むも後ろに逸らすアンラッキーなスリーベースを許してしまうが、ここからが圧巻だった。絶好調の3番レンヒーフォに対し、100.1マイル(約161.1キロ)の直球2球で追い込むと、最後も100.5マイル(約161.7キロ)の直球で三球三振。状況に応じて出力を変える貫禄すら感じさせる投球で、この日も無失点に抑えた。
これで藤浪は10登板続けて四死球なし。制球に苦しみ失点を重ねていたシーズン序盤とは見違えるような姿に、この試合で実況を務めたDJケチャップ氏も「日本にいたときのような、ストライクを取るために焦っているような表情には見えない」と指摘した。無失点でマウンドを降りる際の表情も自信からか余裕が感じられ、ファンも「いい顔して投げてたなぁ」「堂々たる雰囲気出してる」「藤浪変わったな」「どうしちまったんだよ」とその変貌ぶりに驚いていた。
オリオールズは現在ア・リーグ東地区で首位を走っている。7年ぶりポストシーズン進出は目前で、早くも「1年目にして大谷も立っていない舞台に出ようとしている藤浪」といった声もあった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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