鈴木誠也 “あと一歩でホームラン”の三塁打放ち8戦連続安打！カブス打線沈黙のなかチーム初ヒットで球場大興奮

【MLB】カブス－ダイヤモンドバックス（9月7日・日本時間8日／シカゴ）

　カブスの鈴木誠也外野手が「6番・ライト」でスタメン出場。5回裏、1死走者なしの場面でスリーベースをマーク。この試合を前に、7試合連続ヒット、3試合連続3打点と打撃絶好調の鈴木が、自己最長の10に迫る連続安打を「8」へと伸ばした。チーム初のヒットということもあり、場内もベンチも大きく盛り上げた。

【映像】誠也、三塁打で“決めポーズ”→ベンチ＆球場一変の瞬間

　カブスが3点ビハインドで迎えた5回裏、1死走者なしの場面で、鈴木はこの試合2度目の打席に入った。チームはここまで無安打とダイヤモンドバックス先発のネルソンの前に沈黙。鈴木も第1打席は見逃し三振に打ち取られていた。しかしこの打席ではカウント1－1から投じられた3球目、93.3マイル（150キロ）のストレートをスイングすると、打球は右中間方向へグングン伸び、あと一歩でホームランとなるフェンス直撃の大きな当たりとなった。

　鈴木は外野手の動きを確認すると、セカンドベースを回ったところで減速することなく一気に三塁へ向かう。そして、ボールは三塁に返ってくることなく悠々セーフ。チーム初安打、そして自身8試合連続ヒットをスリーベースで記録した。三塁ベース上では右手を前に突き出し、笑みを浮かべながらの決めポーズで喜んだ。またスタンドの観客、ベンチのチームメートも大きな拍手で豪快な一打を打った"SUZUKI"を称えた。

　鈴木のスリーベースヒットを目撃したファンも大興奮。中継のコメント欄も「うほっ、さすが」「誠也いいねえええ」「トリプルやったぜ！」と絶好調男の一打を大いに喜んだ。鈴木は続くカンデラリオのライトフライで生還。しっかりと役割を果たし、仲間とハイタッチしてベンチへ。打撃絶好調の鈴木がチームをプレーオフへ導いていく。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）