【MLB】カブス2-6ダイヤモンドバックス(9月7日・日本時間8日/シカゴ)
 その表情はまさに「無の境地」のようだった。カブスの鈴木誠也外野手が「6番・ライト」でスタメン出場。最終回2アウト、あと1本が出れば自分の出番という場面。ネクストバッターズサークルで味方の打席を見守る表情に杞憂も慢心もなく、タイムリーが飛び出した瞬間も心は揺るがず、期待感だけが漂っていた……。