一般成人の男女1011人を対象にした調査では、7.3%が「やめようと思ったが見続けてしまった」など、問題のある利用状態であることが明らかに。そのうち半数は「抑うつ」など精神障害をうかがわせる症状があることがわかった。1日あたりの視聴時間については、約10%が1時間以上、なかには4時間を超える人もいた。
「性的なことになるので、周りに相談しにくかったりする。ギャンブルなどであれば家族が気づけることもあるかと思うが、性的なことになるとどうしても気づかれにくい」
気づけば長時間見続けている、日常生活の中でも頻繁に考えてしまう。単純に「性的欲求が強い人」とも思えるが、自分自身でもコントロールができない状態は「強迫的性行動症」として、WHOも精神疾患の1つに位置付けている。
「不安感を紛らわしたり逃げるためにはまっている可能性もある」
