【MLB】レッドソックス2-11オリオールズ(9月8日・日本時間9日/ボストン)
「あー!それ捕るなよ!」思わずそう叫んだに違いない。レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・レフト」で出場した試合で、同僚スラッガーの一撃はホームラン級の当たりだったが、相手野手がスーパーキャッチ。これには打ったデバースも天を仰ぎながらガックリ。まさに“お手上げ”といった表情を見せていた。
そのプレーが飛び出したのは8回裏のレッドソックスの攻撃のことだった。この回からオリオールズはマウンド上にホールが上がり、ライトには前のイニングから代走で出場したマッケナがそのままポジションに入っていた。
ホールは、代打で登場した先頭打者ラファエラを空振り三振に仕留めたものの、やや制球が安定しない2死一塁という場面でレッドソックスの主砲デバースと対戦。カウント1-2から投じた4球目のストレートは内角高めに浮いてしまい、顔面スレスレを通る危険なボールとなったが、デバースはかろうじて仰け反って避けていた。
そして、フルカウントで迎えた6球目、真ん中に入ったスライダーをデバースが叩いた。
ライナー性の強い打球はライトへとグングンと伸びていきスタンドへと一直線。そのままホームランかと思われたが、これはライトを守っていたマッケナが大ジャンプでキャッチ。ボールは見事にマッケナのグラブに収まってアウト。外野後方にあるブルペンでは、オリオールズの仲間が「なんてキャッチだ!」と言わんばかりの表情で頭を抱え、この回から守る26歳のスーパープレーに歓喜していた。
一方、ホームランを損したとも言えるデバースは、まさにお手上げだった。一塁ベースを回っていたデバースは、相手ライトのスーパーキャッチを確認するとガックリした表情で天を仰いで悔しがった。
この一部始終を見ていたファンは「ガチでヤバいプレー」「首位のチームは違うな」とマッケナの守備を賞賛する一方、「デバースお手上げ」など、本塁打をふいにしたデバースに同情する声も見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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