【MLB】レッドソックス-オリオールズ(9月9日・日本時間10日/ボストン)
オリオールズの藤浪晋太郎が、レッドソックス戦にリリーフ登板。5回裏、1死一、二塁の場面でマウンドに上がると、2人の打者を完璧に打ち取ってピンチを切り抜ける。続く6回も三者凡退に仕留め、勝利投手の権利をもって後続投手にマウンドを託した。この日の最速は100.5マイル(約162キロ)。今季ここまで6勝8敗4ホールド2セーブ、防御率7.32の成績を収めている。
オリオールズが7-6と1点をリードしているものの、1死一、二塁のピンチを迎えたなか、藤浪がマウンドを託された。すると、この日2安打1打点と好調のコナー・ウォンをライトフライに打ち取り、続くバーデューゴはセカンドゴロに。その際、素早いベースカバーで一塁に到達してアウトに打ち取り、チームの窮地を救ってみせた。
続く6回もマウンドに立った藤浪は、レッドソックスの2番・デバース、3番ターナーを内野ゴロに打ち取ると、4番カサスには、この日最速となる100.5マイル(約162キロ)のストレートで三振に仕留めた。打者5人を完璧に処理するとともに、11登板続けて四死球なしという安定感のある投球を披露した。
藤浪は5日(日本時間6日)のエンゼルス戦、タイブレーク制の延長10回に登板し、9球で2三振含む完全救援をして今季2セーブ目をマーク。さらに翌6日(同7日)のエンゼルス戦でも8回にマウンドに立ち、161キロを超える豪速球を軸に快投。2試合連続で素晴らしい投球を披露するとともに10登板連続で四死球なしと絶好調を維持した。
今季、アスレチックスでメジャーリーグに挑戦した藤浪は、初登板のエンゼルス戦でいきなり2回8失点で降板するなど、その後の4回の投球で自身4連敗を喫するなどほろ苦いデビューとなった。4月、5月は防御率も落ち込んだが、6月は防御率4.35と上向くと、7月途中からア・リーグ東地区で首位のオリオールズへ移籍。新天地でも好調を続け、7月は防御率2.93、8月は防御率5.68と上々のピッチングを披露してきた。
8月6日(同7日)のメッツ戦では、日本人投手最速となる102.6マイル(約165.1キロ)をマークするなど、その剛腕は健在。メジャー1年目ながら160キロ超えを連発し、目の覚めるような藤浪らしい投球をみせている。
なお、吉田正尚は5番打者として入っていたため、ファン注目の初対決はまたもおあずけとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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