決まり手考えるなら「粘り反り」?土俵際、エビ反りで踏ん張った細身力士がまさかの逆転勝利 大相撲 2023/09/12 16:00 拡大する <大相撲九月場所>◇三日目◇12日◇東京・両国国技館 三段目二十四枚目・三島(鳴戸)と三段目二十二枚目・有瀬(時津風)の一番で、土俵際に追い詰められた三島が、必死にエビ反りになって粘り、まさかの逆転勝利を収めた。【映像】大逆転を呼んだエビ反りの瞬間 175センチ・93.9キロと力士としては細身の有瀬は、立ち合いから三島の力強い突き押しに防戦一方。なんとか少しでも粘ろうと土俵を丸く使いながら残し続けていた。すると、いよいよ苦しいかというタイミングで、右手を一瞬まわしにかけて引っ掛けるような投げ。目標を失った三島が土俵下へと落ちていくところ、有瀬も両足を俵にかけて目一杯にエビ反り。両者ともに残せる状況ではなく、どちらが土俵を割るのが先かという微妙なタイミングになった。 続きを読む