NPB(日本野球機構)は9月8日、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。その際、パ・リーグの野手部門で受賞となった福岡ソフトバンクホークスの近藤健介について、野球解説者のG.G佐藤氏が言及した。
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24試合中21試合で4番をつとめた8月、近藤は7本塁打を含む31安打を放ち、打率.365、打点19(リーグ2位タイ)と、勝負強さを発揮しつつ、リーグトップの長打率.729に加え、出塁率.465と、“返すだけでなくチャンスメイクできる4番”としてチームを牽引したほか、個人としても初のシーズン20本塁打にも到達するなど、移籍初年度でありながら、早くもソフトバンク打線にはなくてはならない存在となっている。
9月8日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、近藤の月間MVP獲得について改めて紹介。その際、野球解説者のG.G佐藤氏は、「移籍してね、頑張ってますよね。(投手部門で受賞したオリックス・バファローズの宮城大弥と)2人共WBC組ですよ?疲れないんですかね?」と、宮城と共にWBCに出場したにもかかわらず、その疲れを感じさせない働きを開幕から続け、ソフトバンクの主砲としてチームを牽引している点を称賛した。
また、その流れで、番組司会の辻歩アナウンサーから「近藤選手は、もしかすると三冠王を狙える位置にいるんですよ。」と水を向けられると、G.G.佐藤氏は、「移籍1年目で三冠王?とんでもないですね。」と、その“脅威の活躍”に驚きつつ、「なんでソフトバンク弱いんですかね?こんだけバッター陣いてね。」と、シーズン序盤から首位争いをしながらも、なかなか勝ちきれずに、首位・オリックスに大きく水を空けられ、今や勝率5割ラインの3位となっているチーム事情についてコメントした。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)