8月22日に国内FA権の取得条件を満たしたオリックス・バファローズの若月健矢が9月5日、試合前に行われた練習の際に、オリックス残留を明言。オリックスファンからは喜びの声が続出している。
【映像】マスコットに体当たりする若月
9月8日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの話題について紹介することとなったが、その際に野球解説者のG.G.佐藤氏は、開口一番「オリックスからしたら“デカい”の一言ですね。若月残るのはデカいですよね。守備もいいですし、バッティングもいいですからね。バランスのとれたいいキャッチャーですよね。」と、堅守巧打の若月を称賛する形で、オリックスの今後を考える上で、大きなアドバンテージとなる朗報であるとコメント。そうした上で、昨オフに埼玉西武ライオンズからFA移籍した森友哉とともに1軍レベルの捕手が2人確保できているというオリックスの状況について、「お互い休ませたりもできますしね。怪我なんかも多いポジションですから、2人いるっていうのは大きいですよね。」とコメントした。
こうした流れを受けて、番組司会をつとめる辻歩アナウンサーが「1軍レベルのキャッチャーが2人。まあ、これでしばらくまた(オリックスの)強い時代が続くんじゃないかと思わせてくれますよね。」と水を向けると、G.G.佐藤氏は「(オリックスの強い時代が)続きそう。」と頷くことに。
今季若月は、9月11日終了時点で84試合に出場し、打率.264、本塁打4、打点13。純粋に打撃成績の比較だけでは主砲・森に比べてやや見劣りする形となってはいるものの、ここぞという場面での一打が光る打撃を見せているほか、その巧みなリードと堅守ぶりにも定評があり、また、森の離脱時にはその穴を完璧に埋める活躍も。7月22日に行われた北海道日本ハムファイターズ戦で放った、“足をつりながら”試合を決めるサヨナラ本塁打も、今季大きな話題となった。
なお、若月残留の報に、ネット上のオリックスファンからは「これはなによりも有難い。新戦力の補強より勝る朗報」「あかん、強すぎるwww(確信)」「先発ローテも中継ぎも磐石な上にキャッチャーまでこのクラスが2人ってどんだけだよw」「確実に黄金期到来コースやんw」「これで連覇街道まっしぐらや!」「まさかこんな贅沢すぎる時代が来るとは…」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)