9月6日にほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズの一戦で、西武・源田壮亮が披露した好フィールディングが野球ファンの間で話題となっている。
【映像】どこにでも出没する名手・源田
0-0、両チームともに無得点で迎えたこの試合の2回裏・オリックスの攻撃、無死一塁の場面で、西武先発・今井達也がカウント0-1から投じた2球目を叩いたオリックスの6番・宗佑磨の打球は、高いバウンドで二遊間、二塁ベースのややショートよりに転がる。そのままセンター前に抜けるかに見えたものの、これを追ったのがショートの名手・源田。
源田は二塁付近でボールの後方へと回り込むように追いつくと、イレギュラーバウンドとなった打球を見事に捕球。そのまま二塁カバーへと入った外崎修汰にそのままグラブトスして一塁走者をフォースアウトに。併殺にこそならなかったものの、抜ければ得点圏に走者を置くピンチとなっていただけに、先発・今井も大喜び。今井を大きく助けるプレーとなった。
9月8日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めて源田によるこのプレーについてVTRを交えて振り返ることとなったが、その際に野球解説者のG.G佐藤氏は、イレギュラーに対する源田の守備について言及。「よく反応して捕ってますよ。これも、あまり(グラブを出す位置が)”下から上”って感じじゃないんですよね。上から下に捕りに行ってるんで。基本とは反してるんですけど、しっかり反応して捕れてるんで。すごいですよ。これはもうホント、プロの技というか。」と、難しい打球でありながらも、それを“プロならではの技”で、見事に処理したプレーであると称賛。
また、ネット上の野球ファンからは「土だろうが関係なしにいつも通りのプレーをする源田はスゴすぎるわ」「凄すぎる…」「脱力できてるから対応できるんだろうな」「守備では過去最高だなと感じる超絶さばき」「捕るのもすごいけどトスの精度よ 冷静すぎるわwww」といった称賛の声を中心に、様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)