【MLB】マリナーズ 3-2 エンゼルス(9月13日・日本時間14日/シアトル)
最速170キロを誇る“赤い藤浪”の豪速球は、メジャー史上屈指の平均速度を記録していることが明らかとなった。
大谷翔平投手が10試合連続でスタメンから外れたゲームで、エンゼルスのベン・ジョイス投手が尺骨神経炎から復帰後2試合目となる登板。最速100.6マイル(約161.9キロ)のフォーシームで三振を奪うなど100マイル超えの速球を連発し、1回無失点14球2奪三振で三者凡退に抑える好投を見せた。
このピッチングに対して米野球データ会社の『Codify』が公式X(旧Twitter)で言及。「ベン・ジョイスとヨアン・デュランは、スタットキャスト時代のメジャー投手の中で最も速球の平均球速が高い」と、ツインズのデュラン投手と並ぶジョイスが記録したデータを紹介した。さらに続けて「そして、これが野球史においても最も高い速球の平均球速だということは想像に難くない:101.3マイル!」とツイートを締め括った。
101.3マイルは約163キロとなるが、これが“最速”ではなく速球=フォーシームなどファストボール系の“平均球速”であることも驚きのひとつ。MLBでは2015年より全チームがスタットキャストと呼ばれるデータ分析ツールを導入し、ジョイスの驚異的なデータも可視化された格好だ。ファンからはジョイスの投球に「藤浪より藤浪らしいね」「赤い藤浪」といった反響が寄せられたが、オリオールズの藤浪晋太郎とともにジョイスの荒削りながらピカイチの豪速球に注目が集まっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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