9月5日にほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズの一戦で、西武の若きアーチスト・渡部健人の放った豪快な一打が、野球ファンの間で話題となっている。
0-0、両チーム同点で迎えた8回表。西武は、3番・蛭間拓哉のタイムリーで1点を先制し、なおも、2死二塁という好機。この場面で打席に立った4番・渡部は、オリックスの4番手・阿部翔太に対し、カウント1-2と追い込まれるも、5球目、真ん中にやや甘く入ったストレートを見逃さずにフルスイング。すると打球は快音を残してそのまま美しい放物線を描いてレフトスタンドへ。今季5号となる2ランで、チームに貴重な追加点をもたらすこととなった。
9月8日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、こうした“若きアーチスト”渡部の一振りを改めて紹介することとなったが、VTRを観た西武OBのG.G.佐藤氏は、「いや、魅力ありますね。…今、中村(剛也)選手じゃないんですか?あ、渡辺選手?もう、そっくりですね!ユニフォーム替えて出てもバレないんじゃないですか?」と、渡部にとっての大先輩にあたる“不惑のアーチスト”中村剛也を彷彿とさせる豪快なバッティングであると称賛。
なお、ネット上の野球ファンからは「蛭間も渡部も、偉大すぎるお手本が近くにいるうちにもっともっと伸びて欲しい」「こんなにも完成度の高いホームランバッターがいると本当にええよな」「弾道は天性のものを感じる」「久々に見るゴリゴリのプルヒッター このスイングスピードに目を付けた 西武の慧眼だな」「これぞ4番って感じの選手」「音で絶対ホームランだと確信できるくらい綺麗なホームランだった」「西武ファンじゃないけどこういうロマンの塊みたいな長距離打者が出て来るのは純粋にワクワクする」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)