【MLB】レンジャーズ6-4レッドソックス(9月19日・日本時間20日/アーリントン)
危ない、慌てないで!レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場したこの試合。6回表、先頭打者の吉田が外野守備から戻り、慌てて打席へ向かったところ、あわやずっこけというシーンが起こった。これにファンは「こけた」「まさたかwww」「ずっこけ吉田」と反響を寄せた。
ベンチから出る際にバットに付けた重りがうまく外れず、焦った末のずっこけ未遂。バットを2度振るバッティングルーティンの時間は確保したが、規定時間に間に合わせるため、バタバタしてしまった様子は否めない。これについて実況の節丸裕一氏は「ピッチクロックがまだ慣れないと話していました」と吉田への取材談話を披露。「投球間のランナーがいない時は15秒、いる時は20秒、これは問題ないと。守りから攻撃に入る時が2分30秒なんですが、これがやはり外野を守っていて、戻ってきて、防具を付けたりしますから」と、意外と慌ただしいイニング間のタスクを説明した。
これを聞いた解説の薮田安彦氏は「ちょっと時間が足りないというところも、わからなくはないですけどね」と切り出して、さらに「後はどれだけ呼吸を整えられるかですね、結構慌てて入らないと、という形になると思うので」と、ベンチから一番遠い外野にいる吉田の苦労を推し量った。
時間が足りなければ、大事なルーティンも疎かになってしまう。薮田氏は「ルーティン的なところも変えていかなければいけないところがあるかもわからないですよね。これはピッチャーもそうですけどね」と、選手それぞれが規定に合わせて柔軟に対応する必要があると言及。なおこの打席、吉田は低め一杯のフォーシームで見逃し三振に倒れている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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