【MLB】レンジャーズ6-4レッドソックス(9月19日・日本時間20日/アーリントン)
 
 レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」でスタメン出場し、3回表2死二、三塁の場面からセンター前に2点タイムリーを放った。打たれたレンジャーズ先発のイオバルディ投手がマウンド上で怒るような仕草を見せるシーンがあった。
 
【映像】くそっ!吉田のタイムリーに相手投手ストレス爆発
 
 イオバルディといえば、去年まではレッドソックスでプレーしていたが、今年からレンジャーズの先発ローテーションの一角を担っている投手。今年7月27日付で右前腕部の張りにより離脱していたが復帰し、この日は故障あがり4試合目。
 
 1-0とレンジャーズ1点リードで迎えた3回表・レッドソックスの攻撃。先頭打者が四球で出塁、後続の打者が死球、ファーストライナー、四球で1死満塁のチャンスを作ると、3番・ターナー内野手が放ったサードゴロの間に三塁走者が生還し1-1の同点に。2死二、三塁の場面で打席に立ったのは、この日はまだヒットが出ていない4番の吉田だった。
 
 カウント2-0、吉田はレンジャーズのイオバルディが投じた3球目のスプリットを強振すると、痛烈なピッチャー返しでセンター前に運び、2点タイムリーで3-1の勝ち越しに成功した。
 
 レッドソックスに勝ち越しを許したレンジャーズ先発のイオバルディは、吉田にタイムリーを打たれた瞬間、頭を下げてガックリうなだれ、地面を叩くような仕草を見せていた。
 
 なお、試合は7回まで4-4の同点と競り合ったものの、7回裏にレンジャーズが2点の勝ち越しに成功。8、9回はレンジャーズの継投に反撃を封じられ、レッドソックスは無得点。シーソーゲームの末に6-4の2点差でレンジャーズが勝利した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)