見ている方も胸のすくようなアガリだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9月21日の第2試合。赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）が待ち選択をズバッと正解、見事な一発ツモで満貫ゲット。ファンも大いに盛り上がった。
南1局1本場、親の園田は中盤にタンヤオ・赤と456の三色同順含みのリーチを目指せるイーシャンテン。11巡目、三色同順が崩れる3筒を引くと、迷わず2索を切り、カン3索でリーチをかけた。すると、これを力強く一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・赤で1万2000点のアガリとなった。このアガリにファンは「うおおおおお！」「すごい！」「うっそ！？」「即切りでこれよ」「会心の一撃！」と大盛り上がりだ。
実況の日吉辰哉（連盟）は「カン3索を見事一発で仕留めましたね、相当チャンスは少なかったと思いますよ！」。解説の朝倉康心（最高位戦）も「待ち選択が3つもあって、ちゃんと正解を選べたっていうのが気持ちいいですよね」とこのアガリを称え、日吉もまた「結構、シャンポンにしちゃいそう」など意見を添えていた。
ドラが1枚でも乗れば親跳満だったが、それはご愛敬。2索、4索、6索と、どれを切ってもテンパイという状況、河からその優劣を判断するのはまさにプロの技だ。テンパイ直後に迷わず正解を選んでリーチ、ズバッと一発ツモという気持ちいいアガリだった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
