Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、9月22日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今期初出場となるTEAM雷電・本田朋広（連盟）とU-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）の両選手。昨期は本田が個人2位、瑞原が同3位とレギュラーシーズン最終盤までMVP争いを繰り広げたが、ともに今期初戦をどんな試合にするか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs雷電vsBEASTvsPirates
本田は昨期、TEAM雷電としては初のファイナルシリーズ進出の立役者となった。シーズン途中に茶髪を黒に染めてから成績が上昇。今やMリーグファンにとっては黒髪の本田の方がしっくり来るほど定着している。チームは初日から萩原聖人（連盟）がトップを取るなど好スタート。MのHONDAもスタートダッシュを決めたい。
瑞原は史上初となる2年連続MVPこそ逃したが、雀力の高さを示して女性Mリーガーの顔とも言うべき存在になりつつある。今期はチーム2度目となる選手の入れ替えを防ぐために開幕前から燃えており、珍しく「優勝」の2文字を自ら口にする意気込みだ。クールな戦いぶりと、試合後のインタビューでの茶目っ気で、今シーズンどこまでファンを増やすか。
悔しい今期初戦となったのがEX風林火山・勝又健志（連盟）。チャンスらしいチャンスがなかった恵まれない展開ではあったものの、何かできることがあったのではと「怒りの勝又」が発動していることだろう。初トップを取ることでしか、その怒りはきっと収まらないことだろう。
怒涛の攻めでMリーグ・デビュー戦勝利まであと一歩まで迫ったBEAST Japanext・鈴木大介（連盟）。悔しいデビュー戦翌日には将棋の対局で勝利し溜飲を下げたが、早くも2戦目を迎えて、早く新チーム記念の初勝利を持ち帰りたい。とにかく引かないと宣言した攻め麻雀を、今夜もどこまで貫くか。
【9月22日第1試合】
EX風林火山・勝又健志（連盟）個人34位 ▲58.8
TEAM雷電・本田朋広（連盟）個人11位 ±0.0 ※今期初戦
BEAST Japanext・鈴木大介（連盟）個人28位 ▲21.7
U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）個人11位 ±0.0 ※今期初戦
【9月21日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋135.0（2/96）
2位 TEAM雷電 ＋69.3（2/96）
3位 KADOKAWAサクラナイツ ＋21.2（4/96）
4位 U-NEXT Pirates ▲8.9（2/96）
5位 BEAST Japanext ▲32.3（2/96）
6位 セガサミーフェニックス ▲33.9（2/96）
7位 渋谷ABEMAS ▲41.8（4/96）
8位 EX風林火山 ▲45.2（2/96）
9位 赤坂ドリブンズ ▲63.4（4/96）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
