ツインズが3年ぶり地区優勝! 歓喜の輪に笑顔の前田健太の姿も 本拠地で大谷翔平不在のエンゼルスを撃破

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【MLB】ツインズ8-6エンゼルス(9月22日・日本時間23日/ミネソタ)

 地区優勝へのマジックを「1」とする前田健太投手所属のツインズが本拠地で大谷翔平投手らチームの主力を欠くエンゼルスと対戦。1点リードで迎えた7回に打者一巡の猛攻で一挙4点を挙げて試合を決め、シーズン短縮の2020年以来3年ぶりとなる地区優勝の歓喜を成し遂げた。歓喜の輪に前田健太も笑顔で加わった。

 エンゼルスが今季1勝(3敗)の左腕・スアレス、ツインズが今季二桁10勝(8敗)を挙げている右腕・ロペスの両先発で始まった試合。試合は0-0で迎えた2回裏に動く。2死一、二塁と先制のチャンスを迎えたツインズは8番・テーラーがセンターへのタイムリーを放つ。その後、続くウォルナーに四球を与え、2死満塁としたスアレスは早々と交代。2番手・ダニエルが後続を断ってエンゼルスはこの回を最少失点で切り抜けた。

 しかし4回、ダニエルがスリーベースと2つの四球で無死満塁のピンチを招くと2回に先制タイムリーを放っているテーラーが打席に。ここは見逃し三振で1アウトとするも、ウォルナーにストレートの押し出し四球。続くキリロフにセンターへの犠飛を打たれ3点目を献上。

 エンゼルスは5回、先頭のアデルが四球で歩くとウォルシュが特大の4号2ランで1点差に。さらにシャニュエルがタイムリーで続いて同点に追いついたが、6回に1点、7回に4点を返されて大敗を喫した。

 ア・リーグ中地区はきのうまでで首位のツインズが81勝72敗。2位のガーディアンズが73勝81敗でツインズとのゲーム差が8.5。3位のタイガースは72勝81敗でツインズとのゲーム差が9だった。この試合で地区優勝を決める条件は勝って自力で決めるか、ガーディアンズとタイガースの双方が敗れるかであった。

 前田は同20日のレッズ戦で今季20試合目の登板を果たすと、今月3連勝となる今季6勝目(7敗)を挙げた。今季ここまで101イニングを投げ、112奪三振、防御率4.28の成績を残しており、プレーオフでの先発ローテーション入りなるか注目が集まる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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