【MLB】レッドソックス－ホワイトソックス（9月23日・日本時間24日／ボストン）
ベース上で見せる“マル”ポーズもどこか誇らしく見えた。「5番・レフト」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚外野手はこの試合で自身9試合ぶり、49回目のマルチヒットを達成した。
【映像】吉田正尚、腰がねじ切れるかのような美しいマッチョスイング
4回裏のレッドソックスの攻撃。2死走者なしという場面で打席が回ってきた吉田はホワイトソックス先発のシース投手と対戦。前の打席でストレートをセンター前へとはじき返されたためか、シースは吉田に対し、初球は外角高めにナックルカーブを投げて様子を見た。
カウント1-0として迎えた2球目、シースはストレートを内角高めに投じたが……前の打席でもこのボールをヒットにしていた吉田は再びバットを出した。腕をうまく畳んでスイングすると鋭い当たりの打球はファーストの頭上を軽々と超える長打コースに。
ライトのシーツが打球を処理している間に吉田は一塁ベースを蹴って二塁へ。ピッチの速いいつもの走り方でそのまま二塁に到達し、いわゆる“スタンディングダブル”でのツーベースヒットとした。
この安打で吉田はこの日2打数2安打。9試合ぶりとなるマルチ安打は自身今季49回目に到達。9月に入って以来、不振気味だっただけに完全に復調を印象付ける活躍を見せている。
久しぶりの吉田のマルチ安打に対し視聴者は「吉田完全復活だな！」「固め打ちきた！」「余裕のツーベース」と大喜び。これ以外にも祝福のコメントが続いてコメント欄が大いににぎわった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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