Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、9月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。開幕から2週目に突入し、各チームが少しずつ今期の始まりを実感するころだ。第1試合では2人が今期初登場。初戦からいきなり勝利を手にできるか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsフェニックスvs雷電vsPirates
昨期2位のEX風林火山からは、二階堂亜樹（連盟）が今期初出場。チームスローガンの「天下布舞」の「舞」は、亜樹の「卓上の舞姫」という異名に由来するもので、今期のキーマンに指名されている。監督の意図をしっかりと汲み取っている亜樹は、守備から試合を作りにいくタイプではあるが、今期は積極的に目立ちに行くかもしれない。
麻雀で目立つことなら、セガサミーフェニックス・茅森早香（最高位戦）も譲らない。一昨年から呼ばれ始めた「打点女王」は、平均打点の高さによるものだが、本人もお気に入りのフレーズ。シーズン最高打点を目指して、状況が許せばいきなり10万点の大台を狙いに行くかもしれない。
他の2選手は今期2戦目。TEAM雷電・本田朋広（連盟）は昨期、個人で2位に入るなど大ブレイクした。Mリーグも個人3年目を迎え、すっかり自然体で試合に臨めるようにもなった。残る課題は勝利者インタビュー。卓上で最高の麻雀を展開し、インタビュアーと意思疎通し、最後に決めポーズを決めるまでできれば、本田流「おもしい麻雀」が完成する。
「戦闘民族」と呼ばれるU-NEXT Pirates・鈴木優（最高位戦）は、今期初戦を2着で終えた。開幕早々、対戦相手に飛ばした鋭い視線が話題になるなど、普段の人柄のよさから、試合中の集中力のギャップは、ファンの心をくすぐるポイントだ。「UK」コンビの仲林圭（協会）は早くも勝利。相方も早く肩を並べたい。
【9月25日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹（連盟）個人14位 ±0.0 ※今期初戦
セガサミーフェニックス・茅森早香（最高位戦）個人14位 ±0.0 ※今期初戦
TEAM雷電・本田朋広（連盟）個人27位 ▲20.7
U-NEXT Pirates・鈴木優（最高位戦）個人12位 ＋7.9
【9月22日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋135.0（2/96）
2位 TEAM雷電 ＋30.5（4/96）
3位 KADOKAWAサクラナイツ ＋21.2（4/96）
4位 U-NEXT Pirates ＋10.4（4/96）
5位 BEAST Japanext ▲24.6（4/96）
6位 EX風林火山 ▲33.4（4/96）
7位 セガサミーフェニックス ▲33.9（2/96）
8位 渋谷ABEMAS ▲41.8（4/96）
9位 赤坂ドリブンズ ▲63.4（4/96）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
