速くて高い手、まさに神様からの贈り物だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9月28日の第1試合。KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）がわずか4巡目で一発ツモ、親満貫を獲得した。整った配牌と最速ツモ、ファンからも垂涎の的だった。
南1局、1万6500点持ちと苦戦中の岡田が親番。好配牌をまとめわずか3巡で即リーチ。入り目は嬉しい自風の東だ。鳴いてテンパイなら1500点という手だが、こうなると俄然、打点妙味も高まる。実況の日吉辰哉（連盟）は思わず「あざす！」と声を上げ、解説を務めていたBEAST Japanext・鈴木大介（連盟）も「本人的には（もらった）。2600オールを引ければ原点復帰しますし」と、アガリへの手応えを感じるコメント。ファンも「はっやｗ」「ごっつぁん！」「やばすぎる」「早！まずは１本！」「これはズルい」「なんてツモだｗ」と多数の反響を寄せた。
待ちは5・8索、ファンの注目も集まる中で、一発で引いたのは8索だ。日吉は「いらっしゃい！」と絶叫。リーチ・一発・ツモ・東の1万2000点をゲットして、トップ争いに加わった。麻雀の神様に思わず「あざす！」と言いたい豪運ツモ。うらやましい、そして美しい、美女雀士の親満貫が試合を大いに盛り上げた。なお岡田はこのアガリを活かし、その後も加点に成功。今期初トップを獲得し、インタビューでは「誰でもできるやつでしたね」と謙遜しながら、キラキラした笑みを浮かべていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
