救世主だ、ケーン!園田賢、仲間のラス帳消しにする逆転初トップ「奇跡中の奇跡!」独演会は約4分/麻雀・Mリーグ
【映像】大喜びの園田は約4分の“独演会”

 大きなラスの直後に、この勝利は値千金だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9月28日の第2試合は赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)がオーラスに逆転弾を決め今期初トップ。第1試合でラスを引いた鈴木たろう(最高位戦)のマイナスが帳消しとなった。

【映像】大喜びの園田は約4分の“独演会”

 試合は起家から園田、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)の並びで開始。亜樹が早々に親跳満を決め、これを園田が追う展開となった。東4局1本場、園田は満貫をツモり、亜樹を猛追。さらに南1局の親番、タンヤオ・平和・赤2、さらに高目は567の三色同順で親跳満という4・7筒待ちのチャンス手をテンパイすると、これを東城から4筒でロン。安目でも1万2000点、十分な加点で亜樹を逆転した。

 亜樹とのシーソーゲームはまだ続く。南2局2本場から、亜樹が親番で親満貫を含む連続加点、これにより園田は2着目へ後退した。同4本場、今度は園田が満貫をアガり、これで亜樹まであと満貫1つ分の差とする。そして迎えた南4局、園田は平和・ドラのリーチ。トップ逆転には一発・裏ドラ条件となったが、後がない親番の渋川から望外の赤5筒が切られ、園田は歓喜のロン。リーチ・平和・赤・ドラの8000点で亜樹を200点かわし、逆転勝利を獲得した。

 追い越し、追い越され、さらに追い越した壮絶な一戦。オーラスの逆転について園田は「奇跡中の奇跡ですよね!裏(ドラ)乗ってなかったから!」と自分でも信じられないといった様子。そこから始まった独演会はたっぷり4分ほど。ファンからは「とまらねえw」「ほんとよー喋るw感心するわw」「仕上がってるなw」「園田さんそろそろ」など爆笑やツッコミの声が多数寄せられた。

 「今日はめちゃくちゃラッキーなアガリがたくさん出た」と運気にも手応え十分。ファンに向けて「ぜひ、今年のドリブンズにご期待して、最後までMリーグを見てくれたらと思います!」とメッセージを伝え、この“独演会”を締めた。

 仲間のラスを帳消しにする逆転トップ。メンバーを入れ替え臨む今年、何かが違うと感じさせるものがある。もっと園田の話を聞きたい、熱烈なファンからは「え?もう終わり?嫌だ!嫌だよー」「おもしろすぎるw」「今年も応援してますー!おめでとうございます!」と名残惜しむ声も多数送られていた。

【第2試合結果】

1着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)5万9000点/+79.0
2着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)5万8800点/+38.8
3着 セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)3700点/▲36.3
4着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)-2万1500点/▲81.5

【9月28日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +187.0(4/96)
2位 TEAM雷電 +100.9(6/96)
3位 U-NEXT Pirates +76.4(6/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +20.1(6/96)
5位 赤坂ドリブンズ +11.1(8/96)
6位 BEAST Japanext ▲46.0(6/96)
7位 セガサミーフェニックス ▲101.9(6/96)
8位 EX風林火山 ▲113.8(8/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲133.8(6/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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