仲間の気持ちは、全力で受け止めるのが“瑠美流”だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9月28日の第1試合で、EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)は勝負どころでハイテイツモの跳満をアガるなどしたが3着に。チームに今期2勝目をもたらすことはできなかったが、試合前には1日遅れのバースデーケーキでお祝い。「えー、なにこれー!びっくりしたー!」と、さも“サプライズされたっぽい”演技を入れながら、感謝しきりだった。
瑠美は妹・二階堂亜樹(連盟)と長くプロ麻雀界を引っ張る存在として活躍。「二階堂姉妹」に憧れてプロ雀士を目指して女流も数多い。現在でも人気投票を行えば上位の常連で「天衣無縫」のキャッチコピーにあるような、のびのびとした麻雀で高打点のアガリを目指すスタイルを推すファンも多い。
そんな瑠美は試合前日、9月27日が誕生日。これまでも仲間に祝福されるケースは多かっただろうが1日後、自身の試合出場直前にケーキでお祝いされることになった。公開された控室の動画では、瑠美がケーキを見て「なに、これー!えー、なに?おめでとう!?うれしー、ありがとう。びっくりしたー!」というリアクションをしているが、本人の笑顔や周囲の反応からして、ケーキがあること自体は知っており、いかにも“サプライズされたっぽい”感じが出ていた。それでもお祝いしてくれた人たちに全力で感謝するあたりも瑠美らしいところ。ファンからも、その様子がかわいらしいという反響が寄せられていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)