プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9月28日の第1試合で、KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳（連盟）が、ツモリ四暗刻の大チャンスからダマテンで倍満をアガるなど、終盤一気の巻き返しで今期初トップを手にした。昨期以上の成績と、チーム2度目の優勝を目指す今期だが、試合開始直前にカメラに向けて見せたのは、キラキラの指先だった。
モデルとしても活躍し、最近ではタレント活動で各メディアで引っ張りだこになっている岡田は、この試合が今期2戦目。初戦は悔しい負け方をしていただけに、気合は入れつつも、あまり前がかりになりすぎないように努めて卓に向かった。冷静さを心掛けたことがいい方向に向かったのか、序盤で先行される展開にも慌てず、最大のチャンスとなった南2局ではおもしろいようにソウズが次々と集まり、混一色ながらツモリ四暗刻という超チャンス手に。結果、リーグの今期初役満とはならなかったものの、ダマテン・出アガリで倍満という大物手を実らせて、そのまま初勝利へとつなげた。
願ってもないチャンスに恵まれたのも、ネイルのおかげだろうか。試合前の前室で、セガサミーフェニックス魚谷侑未（連盟）と談笑していたところ、寄ってきたカメラに見せたのが、きれいにデザインされたネイル。魚谷に向かって「ネイリストさんのお父さんがめっちゃMリーグファンなんです」と説明していた。モデルだけに体のどの部分にも気配りする岡田だが、雀士にとって手は試合中、最もカメラに映る部分。抜かりないおしゃれが、うれしいトップを運んできた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
