「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2023」関西予選Bブロックが、9月30日の午前9時20分から対局を開始した。前週の23日に行われた関西Aブロック予選では、山崎隆之八段(42)が勝ち抜けて予選突破一番乗り。勝ち上がり2枠目に入るのは誰か。
同棋戦は2021年に創設された準公式戦で、ファン投票で選ばれた東西各3人と、東西予選の突破者各3人、計6人がチームを組んで、東西代表が決勝戦を行う。関西代表を決める予選Bブロックには、21名が参加。稲葉陽八段(35)、人気登場で9位だった斎藤慎太郎八段(30)ら現役の順位戦A級棋士らが突破有力候補と見られている。
そのほか、今年4月にプロ入りしたばかりの新鋭・柵木幹太四段(25)、森本才跳四段(22)が参戦。ベテランの井上慶太九段(59)、阿部隆九段(56)ら強豪棋士たちを相手にどこまで勝ち上がることができるかにも注目したい。
関西代表はファン投票で選ばれた藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)、豊島将之九段(33)、菅井竜也八段(31)の3人に加えて、予選Aブロックから山崎八段の参戦が決定している。代表の座に就くのは誰か、激戦必至の関西Bブロックの戦いから目が離せない。
◆SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2023 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月下旬に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)