【MLB】オリオールズ-レッドソックス(9月30日・日本時間10月1日/ボルチモア)
レッドソックスの吉田正尚外野手が敵地で行われたオリオールズ4連戦の第2戦に「4番・DH」で先発出場。4回表にオリオールズ先発のギブソンからお手本のような華麗な一打を放った。
前日のオリオールズ戦ではスタメンから外れて休養した吉田が、この日の試合は4番で出場。2回表の第1打席はギブソンのチェンジアップを引っかけてファーストゴロに倒れたが、続く3回表にレッドソックスはディバースとターナーの連打で二死、一・三塁とチャンスを拡大し、絶好の場面で吉田の打席が回ってきた。
しかし、吉田に対する1球目でターナーが盗塁を敢行してヘッドスライディングを試みるも、ラッチマンの矢のような送球でタッチアウト。吉田の先制打が期待された場面が潰えてしまった。
それでも吉田は4回表の第2打席でボールが高めに浮いてきたギブソンのストレートを完全にアジャストし、痛烈なセンター前ヒットを記録。まさにバッティングの基本と言われる「センター返し」のような一打に、ABEMA視聴者からは「美しいセンター返し」「安定のバッティング」「まずは一本」「いいそいいぞ」「スイングが綺麗すぎる」など、吉田の打撃センスにうなるようなコメントが寄せられた。
この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの岡島秀樹氏は、「吉田選手はバットコントロールが良いので、ボールがちょっと高めにいくとセンターやレフトにうまく打てるし、引っぱっても良いようなバッティングができる」と解説。初めてとなるメジャーの舞台で1年間戦い抜いてきた吉田のシーズンも今日を含めてあと2試合。あと何本の快音が聞こえるか注目したい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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