【MLB】オリオールズ-レッドソックス(9月30日・日本時間10月1日/ボルチモア)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・DH」でオリオールズ戦に先発出場。4回表の第2打席でセンター前にヒットを放つと、続く6回表の第3打席では2打席連続のセンター前ヒットを放ち、球団新記録となる50度目マルチ安打を記録した。
【映像】吉田正尚偉業達成の瞬間!球団新人最多の50度目マルチ
吉田にとって初めての経験となったメジャーのシーズンもこの日を含めてあと2試合。疲れも影響して8月以降は休養する機会が増えた吉田だが、ここにきて本来の調子を取り戻してきた。
この日は4回表の第2打席で得意とするセンター返しを披露すると、6回表の第3打席ではオリオールズ2番手・ジマーマンの外角低めに抜けるようなシンカーをセンターに弾き返し、今季50度目のマルチ安打を達成した。
レッドソックスのマルチ安打記録は2007年に新人王に輝いたペドロイアの「49」だったが、吉田はこの記録を抜いて「50」として球団史上最多記録を樹立した。レッドソックスは三冠王・ヤストレムスキーなど、多くのレジェンド打者を輩出してきたが、これらの好打者が達成できなかった記録を吉田が達成した格好だ。
吉田の快挙にABEMA視聴者からは、「マルチ正尚」「流石っすー」「調子戻してきたな」「今日は固め打ちDAY」などのコメントが寄せられ、この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの岡島秀樹氏は、「ちゃんと外野に打ち返している。内野安打ではなく、ちゃんと外野にいっているのはさすが」と吉田の打撃センスを絶賛した。
なお、吉田は7月14日のカブス戦で8試合連続マルチ安打を記録しており、マリナーズなどで大活躍したイチロー氏を超えて日本人選手による連続マルチの最長記録も更新している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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