9月25日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークス戦で、ソフトバンク・周東佑京が披露した“好判断による盗塁”と、その際に垣間見せた“軟体スライディング”が野球ファンの間で話題となっている。
4-1、ソフトバンク3点のリードで迎えたこの試合の7回表、1死でありながらも一塁上に周東という場面で、2番・上林誠知に対し、カウント0-1としたロッテ先発の小島和哉は、ここで一塁へと絶妙な牽制。しかしその際、二塁盗塁を狙っていたと思しき周東は、そのまま躊躇することなくスタートを切り、猛スピードで二塁へ。通常ならば、戻り損ねて即座に牽制死するか、飛び出してランダウンプレーの末にタッチアウトになるかといった場面で、まさかの二塁盗塁を成功させることとなった。
しかも二塁へと滑り込んだ周東は、そのまま正面からのスライディングとなったものの、勢い余ってか、スライディングしたままで二塁を通り越してしそうな体勢となったが、両脚を大きく広げてブレーキをかけ、右足を二塁ベース上から離れないように、しっかりと残すというテクニック&柔軟性を披露。こちらも、牽制の際に瞬時に行った“好判断によるGO”と同様に、注目を集めることとなった。
こうした“世界の韋駄天・周東”ならではの技術を垣間見ることができたひと幕に、ネット上の野球ファンからは「一瞬たりともベースから離れないスライディング素晴らしい」「スライディングの技術まで素晴らしいのよね。足から入った二盗も頭から入った本盗も油の上かのように滑っていきよる」「もう足の速さは当然だけどスイッチスライディングは本当に凄い これ中々他の選手は出来ない」「体のやわらかさも大事なんだなってのがすごくよく分かる 硬かったらベースに足残ってないだろうし怪我してただろうし」「速さもそうなんだけど めちゃくちゃ関節柔らかいやん笑」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)