9月26日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズの一戦で、プロ初登板・初先発にして、いきなり堂々たる投球を見せることとなったオリックスの高卒ルーキー・齋藤響介が野球ファンの間で話題となっている。
この試合が初登板&初先発となった齋藤は、注目の初回、西武の1番・山野辺翔に対し、キレの良いストレートを続け、わずか2球でショートゴロに打ち取ると、続く2番・源田に対しては、見逃しとファウルでたった2球で0-2に追い込み、3球目、高めへと投じた149km/hのストレートを打たせてショートゴロに。そして3人目の3番・佐藤龍世へは、甘く入ったストレートを狙い打たれて2死三塁となるも、ここで動じることなく、落ち着き払った雰囲気で、続く4番のベテラン・栗山巧を初球でセンターフライを打たせて無事にピンチを切り抜けることとなった。
この日、斎藤は、4回を投げ、73球。最速150km/hのストレートを軸に、フォークやスライダーなども織り交ぜながら堂々たるマウンドさばきを見せ、2安打・3奪三振で無失点と、勝ち負けこそつかなかったものの、今後が楽しみな投球を披露。
今季、オリックスでは、開幕戦が初登板&初先発となった山下舜平大が、その後も快投を続ける活躍を見せただけに、齋藤への期待もおのずと高まるとあって、ネット上の野球ファンからは「ランナー出しても全然慌てる様子が無くて、これは大物になりそうだ」「打者としっかり勝負できてる点に関しては一軍初登板とは思えない素晴らしさ」「優勝したチームはこういうピッチャーもしっかり投げさせられるの羨ましい」「下で投げてるときもそうだったけど、ランナー出しても全然慌てない」「出始めの由伸を思い出す 球界を代表するエースになって欲しい」「育成力素晴らしい!投手王国オリックス万歳!」といった様々な反響が寄せられている。