オールドルーキー醍醐大 高学歴&元IT企業副社長が麻雀にかけた覚悟「自信はある」/麻雀・Mリーグ
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 名門・慶應義塾に中等部から大学まで通い、卒業後は年商10億円のITにベンチャー企業で副社長に。そんな“勝ち組”の男がなぜ麻雀一本にかけたのか。今期からMリーグ・セガサミーフェニックスのメンバーとなった醍醐大(最高位戦)は、そのどっしりとした存在感によって、早くもチームメイトたちに安心と落ち着きを与えている。大黒柱・近藤誠一(最高位戦)の後継者と言われる醍醐だが「自信はあります」と、さも当然のように語った。

【映像】新Mリーガー醍醐大はIT企業の元副社長

 偏差値74とも言われる慶應義塾の中等部に入学し、そのまま高校、大学と進学。この頃に麻雀と出会うと、その後にITベンチャー企業に勤めながら、29歳でプロ入りした。「飲食店にあるタッチパネルのオーダーシステム販売」をしており、最終職歴は副社長。これだけでも十分だが、醍醐は満足せず5年前に会社を辞めて、麻雀一本に絞った。47歳という年齢はもちろんながら、少々のことでは揺るがない精神力も、企業戦士として戦ってきた中で培われたものだろう。

 所属する最高位戦でも、No.1タイトルである最高位を獲得。例年、ドラフト指名候補として名が挙がるプロで、今回の指名もファンからすれば「ついに」という思いも強かったことだろう。本人にもこの声はしっかり届き、それと同時にチームの監督に就任した近藤に対する意識もより強くなった。「インタビューで近藤誠一さんを尊敬していると言い始めたのも(Mリーガー候補に挙がる)そのくらいから。麻雀プロのあり方として尊敬しています。何をしたらファンの方が喜ぶかを考えて行動しているし、お手本だなと思っています」と、卓上では強くてスケールの大きな麻雀を、卓外では時におもしろキャラを演じる近藤の背中を追っている。

 魚谷侑未(連盟)、茅森早香(最高位戦)、東城りお(連盟)の三人娘にも、開幕前に数回会っただけで、すぐに溶け込んだ。近藤監督からも「セガサミーフェニックスのイメージを継承してもらいたい。普通にやればそうなる。強さをしっかりと見せつけてほしい」と期待は大きい。ルーキーとはいえ、実績十分で入ってきた即戦力のオールドルーキー。もちろん結果は1年目から求められる。「目標は優勝。監督もサポーターの方も、全員引っくるめて喜びを共有したい」。チームの悲願でもある初優勝が果たされれば、近藤が大好きなビールをかけ合うような祝賀会の中心で、醍醐は大きな体で思い切りはしゃぐ。
ABEMA/熱闘!Mリーグより)

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